2010年5月28日金曜日

シンポジウム「私たちの命まで採掘しないで~鉱物資源の最上流で何が起こっているのか」のお知らせ

私たちの命まで採掘しないで~鉱物資源の最上流で何が起こっているのか

http://www.amnesty.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000002787

“資源の恩恵を受けている先進工業国の人々がこの問題を直視しなければ、
悲惨と危機は増幅するばかりだ。”(谷口正次)

英国BBCが、コンゴ民主共和国、カタンガ州の銅・コバルトを掘っている子どもた
ちのことを記事にしました。8歳の子どもが学校に通う子どもたちを横目に、一日中鉱
山で働いてももらえる給料はその日の夕食を買うにも足りません。
資源採掘のために、森林破壊や水の汚染などの環境汚染が進行し、先住民の強制
移住や児童労働といった人権問題を引き起こしています。子どもたちが掘った銅やコバ
ルトが日本にはまったく流通していないと言い切ることはできるでしょうか。



◆日時:2010年6月4日(金)18:30~20:30(18:00開場)



◆会場:富士フイルムホールディングス株式会社 201会議室
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウンウエスト 
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/offices/index.html



◆参加費:2000円(企業)、1000円(一般)、500円(学生)



◆パネラー:
谷口正次
資源・環境ジャーナリスト。ものつくり生命文明機構理事。サステナビリティ日
本フォーラム理事。国際日本文化研究センター共同研究員。1960年九州工業大学鉱
山工学科卒業。同年、小野田セメント㈱入社。1987年資源事業部長。1993年常務取締役
就任。1998年太平洋セメント㈱専務取締役。資源事業部・環境事業部・中央研究所他担
当。2002年屋久島電工株式会社代表取締役社長。
著書:『メタル・ストラテジー』(東洋経済新報社2009/6)、『次に不足するの
は銅だ』(アスキー新書2008/12)『メタル・ウォーズ』(東洋経済新報2008/2)日経
BizTech図書賞受賞



◆吉田敦
明治大学商学部兼任講師、明治大学軍縮平和研究所研究員
パリ第10大学(DEA)、パリ第1大学(ソルボンヌ)博士課程退学後、明治大学博
士後期課程修了(商学博士)。2006年から2009年の間、海外投融資情報財団の研究員と
して、途上国を中心とした海外調査を実施。これまでのアフリカの調査国は、アルジェ
リア、チュニジア、スーダン、モロッコ、ウガンダ、マダガスカル、ガーナ、リビア(
その他、ブラジル、ドバイ、インドなどの調査を担当)。
著書:『グローバリゼーションと国際貿易』(共著/大月書店、2006年)、『モロ
ッコを知るための65章』(共著/明石書店、2007年)、『東アジア地域協力の共同設計
』(共著/西田書店、2009年)、『アルジェリアを知るための62章』(共著/明石書
店、2009年)、「アフリカ鉱物資源と世界経済」『アジア・アフリカ研究』2007年第4
号等。



◆申込み・問い合わせ:メール sympo_csr@amnesty.or.jp FAX(03-3518-6778)で
、お名前、所属、メールアドレスをお書きくださり、お申込みください。当日の参加も
できます。



◆協力:富士フイルムホールディングス株式会社



◆主催:アムネスティ・インターナショナル日本
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町2-2 共同ビル(新錦町)4F
TEL 03-3518-6777 FAX 03-3518-6778

このシンポジウムは、児童労働反対世界デーキャンペーン2010の参加イベントで
す。
http://stopchildlabour.jp/